Concept

母国語以外の言語を習得する最も重要な目的は、その言語を通して自分の能力を社会や子供たちのために役立てていくことだと思います。「inspire」「innovation」「share」「improve」等の意味を熟考し、そしてそれを実践していくことが他言語を学ぶ究極の目的だといえるのではないでしょうか。

理論と実践の両面をバランスよく取り入れた矯正が特徴です

実際的英語発音学に基づく骨格、口腔内器官、周波数などの矯正

舌と口の筋肉が無意識に動いて正確な発音ができるようになることが発音矯正のゴールです。そのためには、発音器官(舌や唇の筋肉、下顎など)の筋肉運動を日本語から英語に変える必要があります。声や顔が違うように発声器の一部である口腔の形状がその人によって違うので、一律全員同じ矯正方法というわけにはまいりません。

当校では個々の発音器官を診察してカルテを作成しそれに基づいた方法で矯正を行います。母国語の発音習慣を英語の発音習慣に変えるのですから簡単ではありません。

矯正を完成させるためにはかなりの時間が必要だということを考慮に入れていただき、覚悟を持って厳しいトレーニングに臨んでいただくことを切望いたします。

リテンションとリプロダクション

英語学習者に最も必要なテクニックの一つで「記憶力と再生力」のことです。皆さんは英語で会話をする時こういう経験をなさったことはありませんか?

1.ネイティヴの英語を聞いている時は理解できても、返答をしたり、メモを取ったりすると、頭の中から聞き取れていたはずのセンテンスがすうーっと抜けていく。
2.聞き取り難く意味のわからない単語にぶつかると、それ以降の聞き取りが出来なくなる。
3.長い文章になると端から忘れていき、聞き取った英語を記憶しておけない。

英語は多彩な音の変化を要する言語です。
音の高低、強弱、単語間を滑らかにつなぐ連結、省略寸前まで凝縮して発音される機能語(前置詞、接続詞、代名詞 etc)、変化する[T] と[L]、そして難解なのは、アクセントとイントネーション、これらが私たち行く手を阻んで聞き取りにくくしています。私たちの発音と彼らの発音にかなりの隔たりがあるから聞き取れないのです。

ここで必要なのがリテンション&リプロダクションの能力です。
当校ではこの能力を上げるために「リピーティング」のトレーニングを授業に取り入れております。単語レベルでリピーティングするシャドーイングと違いワンセンテンスを聞いてからリピーティングするという方法です。しかも教材は全く見せませんので、大変難しく時間もかかりますが、5 words から始めて最後は15~20 words 位までリピートできるようにしていきます。 これくらいになると電話は怖くなくなります。

ここに当校生徒のリピーティングモデルがありますのでぜひお聞きください。リピーティングの初めの頃と完成してからの授業中の録音です。ちなみに彼女は入会3年目でTOEFL Speaking のスコアは28です。

リピーティングの授業※掲載音声の説明
初期 / Student A.W
2年後 / Student A.W

もう視覚的イメージに頼ることは終わりにして、音から学ぶ聴覚的イメージのトレーニングに変えていきませんか? まだ文字を見ないと不安ですか?
でも日常会話や電話をするときは文字は見ないでしょう?

文字に頼らず「耳」から学んだ英語は意外なほど即戦力になります。思い切って変えていきましょう。

メールと電話

日本人の英語を分析してみると極端にバランスが悪いことに気がつきます。それは、「読む、書く」と「聞く、話す」のバランスの悪さです。「読む、書く」に関しては、欧米人に引けを取らないほど優秀です。特に書くことにかけては、ネイティブも知らないような難解な単語を駆使して見事な文章を書き上げます。

では「聞く、話す」に関してはどうでしょうか。
これは英語学習の中でも日本人にとって全くの別物です。ネイティブの話す簡単な単語も聞き取れず、自分の英語も理解してもらえず結局は筆談でかろうじてコミュニケーションをとる、こんな経験をお持ちの方がたくさんいらっしゃると思います。

この状況を象徴するのが「メール」「電話」です。

メールのやり取りは得意で全く何の支障もなくこなせる人が、電話になると豹変します。同じ人間とは思えないくらいうろたえてしまい、聞き取ることも話すことも出来なくなるという状況に陥ります。つまり、ネイティブからの電話と言われただけで“ビビッて”しまうのです。それはなぜでしょうか?

彼らの英語が聞き取れないからです。

正確に言うと、ナチュラルスピードで話す彼らの英語が聞き取れないので、うまく受け答えができず“ビビッて”しまうのです。この苦手意識を克服するためにはどうすればいいのでしょうか?
それはナチュラルスピードのテクニックをマスターしてリスニング力をアップし、自分自身もネイティヴのように話せるようになれば解決です。

単語の発音矯正だけにとどまらず、日本語と英語の「話し方」の根本的な違いを習得しなければいつまでたっても安心して「電話」に出ることはできません。

日本の英語教育のひずみ

日本の英語教育は、英語の発音学習上一番大事な時期に大学進学だけを視野に入れて発音の適切な指導を怠っているために、他国に比べ発音の教育が遅れております。

近隣諸国では、英語教材の英字に濃淡を付けたり、小文字と大文字をうまく組み合わせてアクセントやイントネーション、リンキングなどが一目でわかるようになっていて、そのまま教材通りに発音すればネイティヴに近い発音ができるように工夫がしてあります。それほど話すことに重点を置いているということです。

A language is not a language without speaking.

幼児教育に英語を導入する本当の意味をご存知でしょうか?それは母国語の発音習慣が大人に比べて完全に習慣化していないので他言語の発音習慣に変えやすいからです。

不思議なことにここでも日本の教育は大きな勘違いをしております。小学校から英語を導入しても発音教育に費やす時間はほとんどありません。その上何を基準にしているのかわからない「カタカナ語」までが発音の邪魔をしています。これでは通じない英語を話す日本人を無駄に大量生産していることになります。これでいいのでしょうか?

当校では日本の英語教育では成し得ない発音教育を中心にプログラムを組み、通じればいいというレベルではなく、欧米人と対等に品格のある会話ができる日本人を一人でも多く世界に輩出したいと考え日々努力をしております。

英語の品格

英語に限らず日本語においても「話し方」にはその人の人格や教養がにじみでます。

日本人の英語を聞いていると発音は言うまでもなく、アクセントやイントネーションは自己流、段落も切りたいところで切るなど自由奔放に発音しており、これらのありえない間違いを挙げれば枚挙に暇がありません。

日本語という難解な言語を話す民族にしては非常に情けない話だと思います。すべてにおいてグローバル化している現在、皆さまが切望していることは、海外トップ企業とのテレビ電話会議での交渉、接待において各カウンターパーティーと対等に伍していける英語力の強化ではないでしょうか。理想的な英語の会話をするためには次の4つのことが必要だと考えます。

  • 1.正確な発音とわかりやすくシンプルな文章
  • 2.少なくても自国の伝統文化、芸術、歴史などが説明できるだけの知識と教養
  • 3.上質で品のいいユーモアを交えた会話
  • 4.日本人としてのアイデンティティーと誇りを感じさせる毅然とした態度や話し方

これらはあくまでも私の描く理想に過ぎません。しかし知識や教養に於いては、日本語で説明できないものは英語でも説明できません。この4つの理想は、日本の企業戦士の皆さまが挑戦してみる価値のあるハードルだとは思いませんか? 

世界と互角に戦える品格ある英語を話すためにもぜひ超えて頂きたいハードルです。

 

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